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カジノ事業者のために、「ほどほどに」済まされようとしているカジノ規制

カジノ賭博解禁の動き
03 /09 2018
 報道(毎日新聞、3月7日19時18分配信)によれば、「自民党は・・・カジノ・・・検討・・・の会合を開き、論点整理をまとめた。・・・
 論点整理は入場料が「2000円では安すぎる」との意見を明記した。ただ、自民党内のカジノ推進派にも配慮し、「そもそも入場料は不要だ」との意見も併記した。PT幹部は「3000円が限度」との見方を示した」んだそうです。
 私たちは、カジノに対する規制が行われるとしても、最終的には、カジノ事業者に配慮して、ほどほどの規制にとどまると考えています。
これまでのIR推進会議での議論も、また、今回の自民党内で行われた議論を見ても、まさに、ギャンブラーの安全は二の次にされて、いかにして「ほどほどの規制」にとどめようかという作業の過程が公然と行われています。
 結局こうなります。安全なギャンブル場なんて夢物語りであり、少なくない日本人が人生を破滅させてしまうことでしょう。そんなことを容認していいはずがありません。
 いま議論されているカジノ規制の水準は、モデル視していたシンガポールにも遠く及ばないものになっており、「世界最高水準のカジノ規制」はどこへ行ったんだと叫びたい気分です。
 カジノ合法化の議論は、即刻中止すべきです。
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管理者

 昨年末、残念ながら「特定複合観光施設区域の推進に関する法律」(カジノ賭博場の設置を進めるための法律)が成立し、また、各地の地方自治体がカジノ賭博場誘致のために活動を活発化させています。
 私たちは、こうした動きに反対し、「我が国にカジノ賭博場を設置させないことを主たる目的として設立」された民間団体です。
 私たちは、「全国各地に広がるカジノ賭博場設置に反対する人々と広範に連携して、日本中のどこにもカジノ賭博場を設置させないための全国的な取組みを行な」います。

HP http://www.anti-casino.net/index.htm

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