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「カジノ規制「がんじがらめ意味ない」 横浜商議所会頭」

カジノ賭博解禁の動き
02 /23 2018

 報道によれば、「横浜商工会議所の上野孝会頭は・・・カジノ・・・実施法案で検討されている入場規制などについて「がんじがらめになってしまったら意味がないものになる」と指摘し・・・ギャンブル依存症への対策などの目配りをしつつ「(規制は)バランスを考えたものを」、現在政府で検討されている2000円の入場料や7日間で3回までの入場回数制限などについて・・・「国の内外の人があまりに利用しにくい形を取るのはIRの将来としてつまらないことではないか」と」話したとのことです(日経、2月22日22時配信)。
 シンガポールにも及ばない、この程度の規制を「がんじがらめ」と感じておられるのですから、カジノで儲けようとしている人たちにとっては、ギャンブラーが来やすいように「さらに緩和しろ」ということになりますよね。
 「バランス」というのは「言い得て妙」で、ギャンブラーたちの安全は二の次で、カジノの儲けのために、規制はそこそこにしましょうね、という本音が現れており、政府のカジノ実施法の議論も、懸念したとおりの動きになってしまっています。
 彼らは、ギャンブラーの安全もギャンブル依存対策も真剣に考えていません。
 なお、現在検討されている入場規制は、日本人や国内居住外国人に対するものですから、「国の・・・外の人が・・・利用しにくい」というのは、どこかに誤解があるか、引用のミスリーディングと思われます。
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 昨年末、残念ながら「特定複合観光施設区域の推進に関する法律」(カジノ賭博場の設置を進めるための法律)が成立し、また、各地の地方自治体がカジノ賭博場誘致のために活動を活発化させています。
 私たちは、こうした動きに反対し、「我が国にカジノ賭博場を設置させないことを主たる目的として設立」された民間団体です。
 私たちは、「全国各地に広がるカジノ賭博場設置に反対する人々と広範に連携して、日本中のどこにもカジノ賭博場を設置させないための全国的な取組みを行な」います。

HP http://www.anti-casino.net/index.htm

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