「カジノ規制「がんじがらめ意味ない」 横浜商議所会頭」
カジノ賭博解禁の動き報道によれば、「横浜商工会議所の上野孝会頭は・・・カジノ・・・実施法案で検討されている入場規制などについて「がんじがらめになってしまったら意味がないものになる」と指摘し・・・ギャンブル依存症への対策などの目配りをしつつ「(規制は)バランスを考えたものを」、現在政府で検討されている2000円の入場料や7日間で3回までの入場回数制限などについて・・・「国の内外の人があまりに利用しにくい形を取るのはIRの将来としてつまらないことではないか」と」話したとのことです(日経、2月22日22時配信)。
シンガポールにも及ばない、この程度の規制を「がんじがらめ」と感じておられるのですから、カジノで儲けようとしている人たちにとっては、ギャンブラーが来やすいように「さらに緩和しろ」ということになりますよね。
「バランス」というのは「言い得て妙」で、ギャンブラーたちの安全は二の次で、カジノの儲けのために、規制はそこそこにしましょうね、という本音が現れており、政府のカジノ実施法の議論も、懸念したとおりの動きになってしまっています。
彼らは、ギャンブラーの安全もギャンブル依存対策も真剣に考えていません。
なお、現在検討されている入場規制は、日本人や国内居住外国人に対するものですから、「国の・・・外の人が・・・利用しにくい」というのは、どこかに誤解があるか、引用のミスリーディングと思われます。
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