fc2ブログ

パチンコ、出玉を3分の2に制限へ 警察庁が依存症対策

ギャンブル依存対策
07 /13 2017
 警察庁が、「パチンコの依存症対策として、警察庁は、出玉の上限を現行の約3分の2に抑える方針を固めた。得られる玉の数を減らして客の射幸心を過度にあおらないようにするのが狙いだ」そうです。

 射幸性を抑制するために、出玉を抑制する対策は必要だとは思いますが、これが、カジノ解禁推進法制定を受けてのパチンコ依存対策の目玉なんでしょうか。

 我が国のギャンブル依存対策がパチンコ依存対策とほぼ同義であることは、誰の目にも明らかです。であれば、パチンコについて徹底した依存対策が行なわれるべきところです。パチンコ依存対策の肝は、アクセス規制だと思います。そこに踏み込まないパチンコ依存対策は、「パチンコで人が死んでいる」現状を何ら変えるものではないでしょう。

 このたびの改正案(出玉の基準を定める風営法施行規則等の改正案)については、警察庁がパブリックコメントを募集しています。

 ギャンブル依存対策として極めて不十分であるという多くの意見を寄せたいと思います。
スポンサーサイト



コメント

非公開コメント

管理者

 昨年末、残念ながら「特定複合観光施設区域の推進に関する法律」(カジノ賭博場の設置を進めるための法律)が成立し、また、各地の地方自治体がカジノ賭博場誘致のために活動を活発化させています。
 私たちは、こうした動きに反対し、「我が国にカジノ賭博場を設置させないことを主たる目的として設立」された民間団体です。
 私たちは、「全国各地に広がるカジノ賭博場設置に反対する人々と広範に連携して、日本中のどこにもカジノ賭博場を設置させないための全国的な取組みを行な」います。

HP http://www.anti-casino.net/index.htm

連絡先
事務局長
兵庫県尼崎市潮江1丁目2番6号
尼崎フロントビル1階
弁護士法人青空 尼崎あおぞら法律事務所内
弁護士 吉田哲也
電話 06-6493-6612