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7月1日 「クレジット・サラ金被害者九州ブロック交流集会IN長崎・分科会「ギャンブル依存対策のいまと未来」

イベントの報告・様子
07 /01 2017
 7月1日、クレジット・サラ金被害者九州ブロック交流集会IN長崎・分科会「ギャンブル依存対策のいまと未来」が、長崎県勤労福祉会館で開催されました。
 ギャンブラー家族の体験報告では、元夫が借金を繰返したこと、家族として穴埋めしてしまったことなどが語られました。依存症についての理解のない法律家に対する要望もありました。
 続いて、「依存症について」の医学的な理解をするために、熊本・菊陽病院の尾上毅医師による講義がありました。ギャンブル依存症が病気であること、家族に対する情報提供をするなかで、正確な病気の理解、そして、家族自身が自分がしたいことを考えていくことが大切であるとのご指摘が印象的でした。
 「長崎県の依存症対策」については、長崎こども・女性・障害者支援センターの山中嘉子氏からご報告がありました。センターとして、普及啓発、人材育成、関係機関との連携強化などの取組みが紹介されました。
 最後に、「これから必要な依存症対策とは」ということで、当会の事務局長でもある吉田哲也氏から、現在のギャンブル依存対策の議論に、我が国におけるギャンブル依存の問題がすぐれて消費者問題であり、消費者被害の回復、予防であるという視点が決定的に欠けているとの指摘がありました。

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 昨年末、残念ながら「特定複合観光施設区域の推進に関する法律」(カジノ賭博場の設置を進めるための法律)が成立し、また、各地の地方自治体がカジノ賭博場誘致のために活動を活発化させています。
 私たちは、こうした動きに反対し、「我が国にカジノ賭博場を設置させないことを主たる目的として設立」された民間団体です。
 私たちは、「全国各地に広がるカジノ賭博場設置に反対する人々と広範に連携して、日本中のどこにもカジノ賭博場を設置させないための全国的な取組みを行な」います。

HP http://www.anti-casino.net/index.htm

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