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パチンコ「自己申告プログラム」は、ギャンブル等依存症防止に役立つか

ギャンブル依存対策
06 /10 2017
 と問われると、「無いよりまし」という程度でしょうか。
 パチンコ王手のダイナムが、「パチンコ・パチスロ依存(のめり込み)を防ぐ「自己申告プログラム」を全国46都道府県で導入」したんだそうです
 内容はというと、「ホールの会員管理システムを利用し、会員・・・が1日に使用する上限金額を決め・・・金額を超えた際は、翌来店日に店舗スタッフがお知らせするもの」だそうです。う~ん、これって役に立つのでしょうか。問題ギャンブラーの方々のお話しを多数お伺いしてきた私たちとしては、疑問符が何本も立つことになります。
 この制度を先行して導入していたマルハンによれば、効果をあげているそうで、「パチンコ依存症の人はぜひ利用して」とのこと
 いやいや、「パチンコ依存症になってからではなくて、なる前にとめなさいよ。」。既存ギャンブルの依存症のほとんどがパチンコ依存症です。議論されているギャンブル依存対策のうち、パチンコ依存予防策がこの程度にとどまるなら、我が国のギャンブル依存症はこれからも毎日生み出され続けるでしょう。
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管理者

 昨年末、残念ながら「特定複合観光施設区域の推進に関する法律」(カジノ賭博場の設置を進めるための法律)が成立し、また、各地の地方自治体がカジノ賭博場誘致のために活動を活発化させています。
 私たちは、こうした動きに反対し、「我が国にカジノ賭博場を設置させないことを主たる目的として設立」された民間団体です。
 私たちは、「全国各地に広がるカジノ賭博場設置に反対する人々と広範に連携して、日本中のどこにもカジノ賭博場を設置させないための全国的な取組みを行な」います。

HP http://www.anti-casino.net/index.htm

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