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3月28日、「観光立国推進基本計画」を閣議決定

カジノ賭博解禁の動き
04 /01 2017
 3月28日、政府は、「観光立国推進基本計画」を閣議決定しました。
 
 観光庁のHPによると、
 
 「観光立国推進基本法(平成18年法律第117号)の規定に基づき、観光立国の実現に関する施策の総合的かつ計画的な推進を図るため、平成29年度からの新たな「観光立国推進基本計画」が閣議決定されました。
本計画は、平成32年までに、1)国内旅行消費額を21兆円にする、2)訪日外国人旅行者数を4,000万人にする、3)訪日外国人旅行消費額を8兆円にする等の目標を掲げるとともに、これらの達成のために政府全体として講ずべき施策等について定めています。
「世界が訪れたくなる日本」への飛躍を図るため、本計画を着実に実施していきます。」

とされ、

 「観光立国推進基本計画」によれば、

 「第3 観光立国の実現に関し、政府が総合的かつ計画的に講ずべき施策」のうちの「宿泊施設、食事施設、案内施設その他の旅行に関連する施設及び公共施設の整備等」として、「IRに係る法制上の措置統合型リゾート(以下「IR」という。)については、特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律(平成 28 年法律第 115号)に基づき、犯罪防止・治安維持、青少年の健全育成、依存症防止等に関する国会での審議や IRに関する国民的な議論を踏まえ、必要な法制上の措置について検討を進める。」

とされています。

 バクチを、観光立国の柱のひとつにすることに、私たちは賛成できません。日本の風土、歴史、自然、人情・・・私たちが有する誇るべきものを柱に据えて、外国の方をもてなしたいものです。

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管理者

 昨年末、残念ながら「特定複合観光施設区域の推進に関する法律」(カジノ賭博場の設置を進めるための法律)が成立し、また、各地の地方自治体がカジノ賭博場誘致のために活動を活発化させています。
 私たちは、こうした動きに反対し、「我が国にカジノ賭博場を設置させないことを主たる目的として設立」された民間団体です。
 私たちは、「全国各地に広がるカジノ賭博場設置に反対する人々と広範に連携して、日本中のどこにもカジノ賭博場を設置させないための全国的な取組みを行な」います。

HP http://www.anti-casino.net/index.htm

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